今回は、
ストレングスファインダー®を
チームビルディングとして
導入する際の
注意点その2です。
これも、
いけないことだと
わかっていても
ついつい
やってしまいがちな
ことです。
それは、
相手の才能を
つぶすような言葉や
相手が何かを
持っていないことを
ディスるような言葉を
投げかけることです。
例えば、
「原点思考」や、
「分析思考」を
上位に持っている人に
「そもそも、そもそも、
(なぜなぜ、なぜなぜ)
うるさいんだよ!」
的に。
別のパターンとしては
「『共感性』ないから
人の気持ちが
わからないんだよね!」
的な。
ま、ここまで
あからさまに
ぶつけることは
ないかもしれませんが。
いずれにしても、
自分にないものを
持っている人や、
自分が持っているものを
持っていない人に対し
ついつい否定的な
目を向けてしまうことは
誰しもあると思います。
それ自体は仕方ない。
それは、
自分には自分の
大切にしている価値感が
ある証でもあるのだから。
でも、
自分が
大切にしているものが
あるのと同じように
他の人はその人なりに
自分とは違う
大切にしているものが
あるというのが事実。
そうであれば、
それは、
お互いが
それを認め合うという
前提がなければ
成り立たないのです。
なぜならば、
自分の価値観は◯
相手の価値観がX
になってしまうと、
相手が自分の価値観に
Xをつけてもいいことに
なってしまうからです。
だから、本来は
自分の価値観も、
相手の価値観も、
両方同時に◯をつける。
結局そこに必要なのは
どういう目線で
他の人を
見ていくかということです。
自分は◯、相手はXの
目線だと
相手のXの部分しか
見えてきません。
すると、
相手はいつまで経っても
Xな存在のままです。
でも、
「相手の◯な部分って
どこだろう?」
という目線で
相手を見ていけば
その人の持っている
資質なりに
その人の◯の部分が
見えてくると思います。
もっと言えば
“自分には
持っていないものを
持っているからこその
素晴らしい存在である”
他者のことをそう思えれば、
いや、最初は無理矢理でも
そう思うことで
相手をついつい否定的に
見てしまうことは
少なくなっていくでしょう。
ごく当たり前の
ことだけれど
自己尊重+他者尊重が
チームビルディングに
必要なあり方です。
昨日の記事に
感想を頂きました。
ありがとうございます!
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いつもメルマガを
楽しく拝見させて
いただいております。
今日の内容はうんうん、
あるある、と
うなずきながら
読んでしまいました。
資質を知っていても
知らなくても
こういうことって
よくありますよね。
「あなたこういうこと
得意だからやってよ」と
当たり前のように
言われることの裏に
配慮がない場合、
同じシチュエーションでも
傷ついたり参ってしまったり
腹が立ってしまうことって
ありがちですね。
結局のところ、
資質に関係なく、
日頃からの相手に対する
気遣いや思いやり、
そして感謝が
大切なのだと思いました。