昨日は、
二人の方との
コーチングセッションでした。
昨日書いたこととも
つながりますが、
というか昨日書いたことの
逆説的な感じになりますが
自分がコーチとして
うまくいかない
パターンがあります。
それは、
もろ問題解決に
陥ってしまう時。
そしてそういう時って
その人の持つ資質ゆえの
課題を
“何とかしよう”と
考えてしまっています。
例えば、
何かに集中して
継続的に成果を出すことが
その人の課題だとします。
そして、
そうなるからには、
その人の資質が
そうさせているとの
側面が必ずあります。
例えば私の場合は、
「適応性」的に
一つの物事に
集中するのが苦手。
そんな私が、
もしその苦手なことに
正面から向き合い
いかに計画的に集中して
物事に取り組むか…
と考えたとしたら
きっとうまくいきません。
というか、
ストレングスファインダー®で
自分を知るまでは
散々それをやってきたので
絶対にうまくいかないと
確信をもって言えます。
では、今なぜ私が
こうやって
ほぼ毎日メルマガを
配信するということを
続けられているかと言えば
自分の苦手なことに
正面から取り組むことを
止めてしまったからです。
わかりづらいですよね?
私の場合で言えば、
例えば時間を決めて
毎日これだけはやると
計画を立てて実行する
ということは
諦め、手放したと
いうことです。
そのやり方では
絶対に続かないからです。
まさに
夏休みの宿題は
そうやろうと毎年思って
毎年同じように
三日坊主で挫折した経験が
ありますので
絶対的な自信があります。
って、自慢しても
仕方ないけど…(笑)。
では、
今どう考えているかと言えば
まず自分の飽きやすいという
性質を「仕方ない」と
受け入れています。
その上で
続けるという
行為そのものというか
そのプロセスは手放し、
続いているという
結果さえ得られれば
それで良い
というふうに
発想を変えたのです。
「適応性」は、
今にフォーカスする資質。
だから、
メルマガの毎回のテーマも
エディターを開いた
その瞬間に浮かんだことを
書くようにしています。
その分どうしたって
記事同士の文脈のつながりは
希薄になるし
それこそ
行き当たりばったり的に
なってしまうけれども、
そこはすっぱり諦める。
そうすることで、
“結果的に”続いています。
で、最初に戻ると
うまくいかないパターンは
その人の思考パターンとは
異なるやり方を
無意識に模索しようと
してしまっている時です。
いつも偉そうなことを
書いている私でも
時折そんな状態に
陥ってしまいます。
「自我」的に
役に立ちたい、
何とかしたい
という思いが先に立つと
そんな状態に
なりやすいのです。
だから、そこに気づいたら
軌道修正です。
基本に立ち返って
その人の思考ゆえの良さに
目を向けます。
そしてそれゆえの
振る舞いのパターンを
否定せず
それはそれで
いいのではないかとの
スタンスで関わります。
そうすると、どこかで、
クライアントさんが
「ま、いっか…」
という感覚に
切り替わる瞬間があります。
結局のところ
課題や問題とは
自分自身が現状を
否定していることで
目の前に
現れるものです。
だから、
それ自体を否定せず
諦め、受け入れてしまえば
そもそもの課題、問題が
消滅してしまいます。
すべてがそれで
解決する訳ではないけれど
大切な視点だと
思っています。
たとえ、
その課題そのものを
諦めるということが
解とはならないにしても
自分なりの思考パターンを
認め、受け入れることで
その思考パターンなりに
課題を解決するための
答えが見つかることも
あります。
いずれにしても
自分なりの思考パターンと
いうのは、
自分だけの強みでもあります。
そこに目を向けさせる
ストレングスファインダー®
だからこそ
強みの裏側にある弱みすら
受け入れやすいのです。
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